【芝居】「甘いものを食べる。それが一番よい」(カラメル組) 時間堂
2004.07.11 15:30
カフェに改造したギャラリーでの公演。テキストは昨日の、はちみつ組ほぼそのままだけど、印象は随分違います。声を張る演出で、台詞はほぼ一つ残らず聞こえます。二回目ということもあるかもしれませんが、印象はいいのです。演出の差なのか、土曜日から日曜日の間になにかが変わったのか、わかりませんが。
東京に出てきている姉と、北海道から会いにきた妹、引きこもりの知人の男。姉妹喧嘩といってしまっては身も蓋もありませんが、まあそういう話です。カフェで隣の席からの会話が漏れ聞こえてくる、というのを狙っているかのように作っていますが、台詞の組み立ても、北海道からわざわざ出てくるというシチュエーションも、かなり現実味を欠いています。が、作られた世界なのだという前提ならば、この戯曲丁寧につくっていけば、もしかしたらいいかも。
時間堂 10回公演とカフェ 「甘い物を食べる。それが一番よい。」(カラメル組)
2004.7.6 - 7.18 渋谷 ギャラリー・ルデコ1
作・演出 黒澤世莉
出演 中里順子(緋ボタン) 木村瞳(時間堂) 渡辺純一郎(無機王)
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