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2004.07.31

【芝居】「13のバチルス」売込隊ビーム

2004.7.31 17:00

関西の劇団の初東京公演。1日まで駅前劇場。 ほかの劇団の公演でよく見かける劇団名で、ほんとにほんとに見たくて待ってたよ、という劇団なのです。土曜夜は、それなりに入っていて一安心。

地下シェルタに閉じこめられた人々、外は危険な状態で出られない。ここは安全なはずだけど、突然咳をしはじめた人がいて。パニック映画のような始まり、ある意味 見飽きたような芝居が始まるのだけど、途中からはちょっと凝った仕掛けがあって。が、このショーマストゴーオンが面白いかは微妙なところ。役者のキャラクタが立っているので、全般的見ていて飽きないのはたいしたものです。魅力的だし。物語としては、ちょっと薄い感じが気になります。それでも、もう一本見てみたいなぁと思います。

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定期入れ、忘れた。

週末は電車のりまくりですから、必須なのですが。券売機で切符買うのは何ヶ月ぶりか、てな勢いです。乗る前にどこにどうやって行くか決めないとまったく切符買えないてのも新鮮なハケーンであります。

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【芝居】「日曜日の戦争」ミナモザ

2004.7.31 14:00

ミナモザ、1日まで明石スタジオ。

劇中語られる無限デモを体現するような、囲み構成舞台が見事なのです。袖のなさを逆手にとってるともいえます。

デモというのは、考えて参加するものなんだろうけど、実際に参加したらぬるい共同体の中に居ることで何かが見えてくると思うのです。でもそれはきっと反戦ってことじゃないのです。 もっとも、デモは参加すること自体が踏み絵なのに離脱がわりと簡単、という舞台装置に過ぎないのかも。でも、ほかには確かに思いつかないシチュエーションではあります。

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週末がやってきた。

それなりに忙しい、でもちょっと自分の中で噛み合った感じもする一週間でした。(意味不明)

会社にずっと居た割には買い物とか、新規導入なものも多かった一週間。下取りにまけてエアボードを最新のものに更新。パソコンのアクセスポイントにもなるとはいいながら、そのためにはチャンネル固定しなきゃいけないので、5GHzにして、今まで使ってたパソコンのほうはそのまま2.4GHzに。でも画質は間違いなくよくて、きちんと丁寧に3世代、地味でも正しく進化させていけばいいものになるんだなぁと実感。RSSリーダーってやつ(glucose)も初めて使ってみる。blog書いてるわりには、よくわからなかったのだけど、自動的にタイトルを取得し、コンテンツもダウンロードしてくれるもの、かな。asahi.comやらNIKKEI.NETやらもRSSフィードしてるのね。そういえば夕刊フジもblogになってるとか。

月曜日は久しぶりの安曇野。日曜夜は「空間ゼリー」決定。土曜夜に「売り込み隊ビーム」行きたいけど予約を持ってない。あとはどうしようかなぁ。キャラメルBFB、カトケン、ルドピコ、鈍獣(前売り予約必須だ)、開店花火、少女単体、スパイラルムーン、ミナモザ、こまつ座、三年物語、さてさて。

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2004.07.29

送別会が続く。

別に年度替わりでもないのに、ばたばたと3件ぐらいの送別会(or壮行会)があったりします。長期出張を終えて、自分の所属するところに帰る人、会社を辞めてあたらしいキャリアを始める人、新たなキャリアのために部署を変わる人。多くの人が集まり、懐かしい顔が居たり、いい呑み会。

あたしは会社に入って以来、もう12年にもなります。部署名が代わり、多くの人がジョインしてきて、上司が代わり、部署ごとの勤務地が代わり。でも、基本的にはずっと同じところにいます。リセットしたいと思うことは多々あるものの、じゃあ自分の腕で何を売りにできるか、ということが見つけられないままに、いい年齢になってます。ついつい臆病になって、新しいことを始めたり、自分の居場所を変えたりってことができなくなってるなぁ。

まだ遅くはないと信じたいけど、自分のできること、って何か、時々棚卸しして、新しいことを始めよう。そう思います。

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2004.07.26

氣志團@代々木

チケットを譲ってくれる人がいるから、超満員のGIGを初体験できるのです。感謝。

テレビではわかりにくい魅力、ダサかっこいいコミカルバンドだと思ってるとちょっと違う。確かに異様な衣装にはちょっと引いてしまう気持ちもわかるしね。開演前の入り口前では外国人が珍しそうに写真撮ってるもの。東京に居ると気づかないけど、これに類型なファッションも確かに今の日本の姿。何がかっこいいのか、何が面白いかはそれぞれ。放送という「タダ」のメディアでしか音楽もドラマも見てないと気づきづらい、こういう世界。

3時間を超えるGIGは、途中中だるみな感じのするMCな部分はあるのだけど、きっちり踊れて、誰でも楽しめるわかりやすいリズムが魅力的。あたしでさえ、ノれるなぁと勘違いできるもの。コンサートの類を観てる数は極端に少ないのです。その少ない経験だと、石井竜也さんのコンサートな感じとでもいいましょうか。スタイルとしては対極な感じもしますが、サービス精神に溢れ、間違いなくあせびっしょりになれる。気持ちいいね。

しっかし、彼らがすごいなぁと思うのは、代々木第一体育館のキャパの客を相手に、それでも、ライブハウスでやっているようなパワーと、しっかりと包み込むようなMCをやってみせるところなのです。思い入れなんかみじんもなくても、感激するものね。で、これを東京ドームでもやろうってんですか、そうですか。...観ちゃおうかな。チケット取れるかどうかしりませんが。

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トニー賞@BS

まあ、ブロードウェイっぽい過剰演出も楽しいのです。つうか、これ観てたら会社いけないじゃん。

アヴェニューQのさわり、動いてるところを観られたのが嬉しい。そうか、こういうやつなのか。ちゃんとミュージカル。セサミな雰囲気ではあるけど、人形たちがちゃんと歩き回る。サイテーな歌詞だけど、楽しいのは事実で。日本には来るのかなぁ。訳しにくそうだなぁ。

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2004.07.25

天王洲

夜まで間が空いたので、天王洲の運河端でビール。暑いけど気持ちいい。午前中ジムで消費したカロリーだいなし。 りんかい線のおかげかどうか、休日でも営業してる店が増えたのは嬉しい。でも天王洲ふれあい橋たもとの屋台でしょ。やっぱり。

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速報→「偶然の男」 スフィアメックス

2004.7.25 14:00

長塚京三とキムラ緑子の二人芝居。

列車のコンパートメントの作家と読者。よくある設定なのです。 目新しさなく、長塚パパもいまいちだが、キムラ緑子の想いあぐね感は可愛い。

少なくともあたしが見た時点では、当日最後列Lは高さなく最悪。せめて互い違いにしてくれればいいのだけど。当日で狙うときは端の席でももっと前を。

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2004.07.24

速報→「mellow涙いろ」みかん・夏

2004.7.24 19:30-

夜の時間が突然空いたので、パルコ劇場に一応は行ったものの、案の定当日券の受付をしてもらうことできず、明日の分の予約もとっくに終わっており。中野あくとれで25日迄。

友人に、あたし向きだと言われ。ご明察、ど真ん中す。いわゆるオンナノコの気持ちをあれこれアソートしたこのタイプの芝居は、あたし好みだとわかりやすすぎなのですねぇ。

Bird's-eye viewのポップ、つめきりの繊細、本谷の病的。絶妙のバランスが気持ちいい。といっても、あたしが勝手に思ってるだけで、当事者たちは、んなことないと言うでしょうが。上に上げたところの関係者らしい顔もちらほら見えたけど。作者がほかの舞台で見せるかわいらしさと繊細さと狂気が、びっくりするほど舞台全体に、いい意味で蔓延してて、すごいなぁとおもうのです。

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速報→「イットランズインザファミリィ」

2004.7.24 14:00

割高だとは思うのですが、「嘘の上塗りのコメディ」の王道、レイ・クーニーのドタバタは巷で言われるほど笑えないということもないと思うのです。上川・近江谷の二人の掛け合いはテンポがよく、楽しめます。濱田マリさんの絶妙の間も安心してみられるコメディエンヌぶり。

ひたすらに嘘を上塗りしていって、力技で押し通しているという感じはしますし、ここまで広げておいて、終幕があっけなくて勿体ないとも感じます。主役が嘘をつく理由が結局、出世欲というのも、主人公の立場に投影しずらくて心底は笑えないとも感じます。色恋沙汰はともかく、少々下品な感じがしてしまうのはどうしてでしょうか。

なんせ、あの三谷幸喜さんが憧れる、と聞いて期待しすぎてるというところもあるかもしれませんが。

当日券という名前の直前予約のみを受け付けるというシステムをとっています。前日の昼に電話して番号をもらう必要があります。指定された時間に電話することができれば、無駄足を運ぶこともないし、確実に入れるという利点のあるシステムだとは思いますが、当日ふらりと見に行ける、というのが芝居のいいところだとおもっているあたしとしては、キャンセル待ちでも何でも、当日行ってエントリするしくみを残してほしいなと切に、切におもいます。せめて前日夜とか、当日朝とか、便利な時間にしてもらえないでしょうかね。

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【芝居】「ホームラン」スロウライダー

2004.7.23 19:30

スロウライダー、あたしは初見です。「ホームラン」の初日。圧倒されるようなセットをみながら始まる芝居。独特のぬるさをもった芝居だなぁと思っていると、いやいや、こんなことが。合わせ鏡の向こう側に行ってしまうような瞬間のドキドキが印象的なのです。

なんせ、役者たちの目の「いっちゃってる」度合いが半端ではありません。笑っていても心底笑っているように思えない、一癖もふたくせもある役者たち。今作の中では、それが非常に効果的。

以下ねたばれ

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2004.07.19

当日券が好きだ。

このテーマはぼちぼち書いていこうかと思っているものの一つなんですが、あたしは芝居を観る方法としては、圧倒的に当日券が好きです。前売りを買わないわけではありません。でもその場合は限られています。

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休日だった。

会社はもちろん、劇場にも行かない、人だかりにも行かない一日。よく考えたら久しぶり、これが休日だよなぁ。この手の休日をたまにとるほうがいいんだろうなぁと思います。しかし、休みの暇つぶしのための芝居がこんなことになってしまうとは(^^;;)

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【芝居】「停電の夜に」CAB DRIVER

2004.7.18 19:30

既成の戯曲をもとに、わりと渋めの芝居を上演するCAB DRIVER、2年ぶりの公演は、二人芝居です。アメリカの作家だなぁという、オフブロードウェイのような仕上がり。行ったことないけど、オフブロードウェイ。濃密で、楽しめる一本。2000ぐらいの芝居のわりには、作り込まれたセット、貧乏くさくないのが偉いなぁ。

夫は大学の研究者、ほとんど家で論文執筆。妻は校正係、忙しく連日帰りが遅い。夫婦の食事は夫が作るが、半年前の不幸な出来事のせいで夫婦は互いに意識的に会話をしないよう、避けるようになっている。ある日、5日間夜間の短い時間停電になることになり、ろうそくの光の下、ぎこちなく会話を始める。

夫婦がどうかってのはわかる由もなく。とはいえ何かのボタンを掛け違ってしまって、ぎこちなくなる関係、それを修復しようともがく姿が、痛く、しかし可笑しいのです。どうやったら戻せるのかなぁ、それは夫婦の会話に限らず、仕事だろうと、相手が同性だろうと。終幕はハッピーエンドではない、のでしょう。しかし何かが前に動き出すことになるわけで、この停電の時間を共有したことは無駄ではないのだなぁと思います。

「すれ違うことを意識する夫婦」というような台詞があって、どきっとします。互いに避け合うのだけど一緒にいなければいけない関係ってありますよねぇ。

芝居のせいじゃありませんが、早稲田どらま館は、席の高さに差がなく、たとえば1列目から3列目には差がありません。舞台はそれなりに高くてまったくみえないということはありませんが、端で少々見づらいといわれても、最前列がねらえるならそこをねらうべし。

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2004.07.18

速報→「私たちの戦争」燐光群

2004.7.18 15:00

イラク戦争をめぐるドキュメンタリータッチな三本の芝居。スタイリッシュでスピーディー、完成度が高く芝居として楽しめるように作られています。 視点やイデオロギーにバイアスがかかっているのは覚悟すべきで、相容れない考え方も当然あるとは思うものの、何より芝居として楽しめるのは、いいことなのです。

この手の芝居でこう作れるのは坂手さんの力なのだなあと思います。

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速報→「ハムレット」子供のためのシェイクスピア

2004.7.17 18:00

子供のための、というのは夏休みの芝居の定番ではあります。でも、小学生ぐらいなら楽しくて、大人も十分楽しくて。オススメの一本です。

ハムレットという演目が子供に向いているかどうかはともかく、10年続けばこれを取り上げないわけにもいかず。こういう悲劇がある、ということを子供が知っても、それは悪いことではないのだとも思い、小田島訳を切り貼りした平易な日本語はもっと評価されてもいいと思うのです。日本中の旅公演もありますので、ぜひ。

とはいえ、おやじなわたしは、佐藤あかりのふくよかさにはまりつつ、岡まゆみのマジックボイスと美しさには度肝を抜かれました。クルクルバビンチョなんて言ってたのは何時のことやら。

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2004.07.17

速報→「レニ」リュカ

2004.7.17 14:00

王子小劇場、19日まで。

天才的に芸術的才能を持った女性を巡り。きな臭い真ん中を抜いて離れた二つの時間と場所を見せます。正直、物語に何かサプライズがあるわけではなく、淡々と語られる印象なのですが、上質に作られた感じ。 役者にも演出にも不安はなく、安心して見られます。 今のアトリエって結局PCってのは新鮮な驚き。

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速報→「煙の行方」「煙ノ行方」ポかリン記憶舎

2004.7.16 19:30

「煙の行方」と題した芝居を男性版と女性版の二本立て。実は台詞も何もかも全く違います。何かを待っているらしい四人のはなし。

「煙ノ行方」(男性版)は、待合室らしいところにやってくるオトコ。実は彼らには共通点があって。「煙の行方」(女性版)は、踊りの稽古に来た4人。先生を待っている間に。

2本の間に15分の休憩。それももっともだと思わせるだけの転換。このクラスの芝居としちゃ、凄いなぁと思うです。

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2004.07.14

晩ご飯

咳が止まらなくて休む。あれ、治ってなかったのか。晩ご飯は結局、近所のいつもの店。040714_21380001.jpg

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2004.07.13

旅行写真を移動しました。

旅行の写真を、「マイフォト」の方に移しました。

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2004.07.11

【芝居】「ユカイ号」クロムモリブデン

2004.7.11 18:00

あたしは見てなかったのですが、東京公演も4回目7回目(だそうです。ご指摘感謝)の実力。派手な演出とよりすぐりな女優陣(お 。かと思えば現代的だったり、叙情的。月曜夜まで、オススメ。

ケイタイってたしかに自分の分身だなあと思うことあります。あんなにも可愛らしいオンナノコとまでは思いませんが。その擬人化は古くて新しい新鮮さ。街の公衆電話に身をやつしていくあたりやダンスは出色。 物語が放りっぱなしな感はあります。これをキチンと閉じたほうがいいなあとも。が、照明や音響のパワーは関西発のいい予感がします。

日曜昼に秋葉原駅前で女優がチラシ撒きした思いつきは王子という劇場を考えればたいしたもの。それらしい客もちらほら。が、ロビーででっかいデジカメ持ち出してくるに至っては、この方向を劇団が狙うかどうか。コントロールしとかないと危ないよ。ほんと。

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【芝居】「甘いものを食べる。それが一番よい」(カラメル組) 時間堂

2004.07.11 15:30

カフェに改造したギャラリーでの公演。テキストは昨日の、はちみつ組ほぼそのままだけど、印象は随分違います。声を張る演出で、台詞はほぼ一つ残らず聞こえます。二回目ということもあるかもしれませんが、印象はいいのです。演出の差なのか、土曜日から日曜日の間になにかが変わったのか、わかりませんが。

東京に出てきている姉と、北海道から会いにきた妹、引きこもりの知人の男。姉妹喧嘩といってしまっては身も蓋もありませんが、まあそういう話です。カフェで隣の席からの会話が漏れ聞こえてくる、というのを狙っているかのように作っていますが、台詞の組み立ても、北海道からわざわざ出てくるというシチュエーションも、かなり現実味を欠いています。が、作られた世界なのだという前提ならば、この戯曲丁寧につくっていけば、もしかしたらいいかも。

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【芝居】「動物ダウト」ジャブジャブサーキット

2004.7.10 19:30

ジャブジャブサーキットの東京公演。スズナリですが、あんまり観客が入ってない感じがもったいないのです。小難しさもなく、楽しめる一本。

かつて動物園だった建物、今はいろんな仕事を引き受けている。舞台奥に檻、その奥には何かが居る。政府から秘密裏に依頼されて預かっているのだけど、あれやこれやが起こって。

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2004.07.10

【芝居】「甘い物を食べる。それが一番よい。」(はちみつ組) 時間堂

2004.7.10 15:30

ギャラリーをカフェにして。酒もご飯もしっかりして大満足。同郷の三人の会話、すこしずつ明らかになる背景。 場所のせいもありますが、台詞は聞き取りずらく、苦労します。天井が高く、変形した場所、街の雑踏はそのまま聞こえ、キッチンの音がかなり派手です。そのなかで、普通に喋るような芝居、かなりな挑戦ではあります。台詞がわからないのではなく、そもそも聞こえないというのは、致命的です。

席の選択を間違えなければ、語られる小さな世界は、心にさざ波をたてるような感じはします。が、全容を聞き取れていないので、断片的な「印象」ではあります。

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2004.07.07

そりゃあリゾートなので

ツイン部屋しかありません。独りで楽しみます。(泣 つうか、明日の新郎のようになんなくっちゃね。040707_18190001.jpg

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はじまりー

沖縄行き、スタートです。040707_04300001.jpg

写真は別のページにて。コメントは徐々に追加していきます。

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2004.07.06

さて休み。

すっごくひさしぶり、しかもリゾート。人の結婚式なんてきっかけでもなくちゃ踏み切れない一大イベント。 礼服に続いてガーメントも、張り込んでみました。TUMIのバッグなんてナイロンのクセにやたらに高いと思ってたのに、なあ。惚れ込んでしまいました。

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2004.07.05

いろいろ

小ネタと雑記。週末酔っぱらってテレビとネットをみながら▼映画「スーパーサイズ・ミー」http://www.narinari.com/special/200406-07/ マクドナルドのメニューだけで過ごす1ヶ月実録。何だってそんな極端なことしたら駄目だって。▼ハリーポッターって、みんなが子役の成長を楽しんでないっすか?つうことは、あれですか、北の国から、と一緒ですか。 観てないけど、どっちも。▼NHK「にほんごであそぼ」、で神田山陽さんが出てる、しりとりの旅にあたかもサイコロかのようなの使ってるのは、あれですが、水曜どうでしょうですか。でも、まあサイコロとしちゃ使ってませんが。▼こういう小ネタをかくと、検索エンジンでひっかかって訪れてくれる方が増えるのですが、ハリポタもにほんごであそぼのファンサイトでもありません、すみません>来た方

7日から9日まで、沖縄に行きます。初めての沖縄。友人の結婚式にかこつけますが、実は初めての沖縄で、リゾートってのを体験してしまおうというのが狙いです。結婚式だから、夏用の礼服もついでに買っちゃいました。はい。

ああ、それなのに、日曜夜から熱っぽいです。人に聞いたやりかたで、風呂につかって水を飲みながら1時間ぐらい、汗びっしょりかいて出てきました。半身浴とか、こういう風呂に長い時間居るためには何をするんでしょうかねぇ。ふつう。ラジオが一番いいのですが、うちのマンション風呂場でラジオ聞けないし、音楽長い時間聞く習慣ないし。カシオの風呂テレビいいなぁ。うちにあるAirBoardは防水じゃないし。で、今日は街でもらって来たDoCoMoとAuのカタログを隅から隅まで読みました。こういうのすきなのだ。ともかく、薬飲んで寝ます。

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【芝居】「待つのが怖い」play unit-fullfull

2004.7.4 18:00

団地の一部屋。祭りのときに盛られた毒で半身が動かない後遺症を持つ工務店の社長。あれから3年経ち、まわりは面倒を見続けているが、いっこうによくなる気配はない。工務店を継いだ弟もあんまり才覚はなく、妻は行方知れず...

どういえばいいのかなぁ。静かに崩壊していく感じ。コミカルな部分と怖い部分が同居して、飽きさせず、濃密な時間を作ります。でも、じゃあ緻密かっていうとそうでもなくて、微妙に抜けた感じがするところが、あたしでも飽きないで観られるところです。

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2004.07.04

【芝居】「カケルエックスデラックス」発砲B-ZIN

2004.7.4 14:00

六年前、失敗作っぽかった作品のリベンジ。別物のように生き生きとしたエンタメに仕上がっています。 妙にグロで暗かった前作に比べると、会社の友達連れてっても大丈夫そうな口当たり。 張りまくった恋愛の糸はメインを残して殆ど回収しないもったいなさはありますが、程よい感じも。 の高瀬さんがとにかくかっこいいのに細やかな動き。惚れます。

ある時期から、ネビュラ系のノウハウを手に入れている制作面なのですが、当日キャンセル待ちの扱いはスムーズで気持ちのいいものでした。当日受付に行くと、今取れる選択肢を適切に指示し、キャンセル待ちが外れてもちゃんと誘導してくれます。さらに、右列だけで配布していたチケットですが、入場させる直前に全体の人数を数え直して左右に振り分け、意味もなく詰めすぎないようにスムーズに誘導しています。制作チーフだけではなくチームとしてちゃんと機能しているなぁと感じさせるのです。 (なんか歯にものの挟まったような言い方ですみません。これでも何か問題が起こるようならばご指摘いただければ文章かえます)

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【芝居】「森乃女学院 千一夜物語〜青い時代の娘たち」21世紀FOX

2004.7.3 19:00

かつての女学校、今は女子校。校庭の桜の木の下。座っている老女に声をかけたイマドキの女子高生。授業は嫌だけど、何をしたいかわからない、16,7。老女が静かに語り始めた、風の香りが変わったあの時代の話。

そりゃ、女性が書いた芝居を女性だけで演じるって舞台はそれだけでポイントアップなアタシです。しかし、前半、正直あまりにステロタイプに不自由な娘たちの芝居にすこしばかり辟易。が、話題を芝居の話に振って、あり得ない方向にもっていってから、人物が俄然動き始めます。そうか、このお膳立てが前半か。

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【芝居】「ワイワイ、アリスパニック」チーム下剋上

2004.7.3 14:00

京華の卒業生たち、女性ばかりの劇団。微妙に荒んだ感じが味。公演を「ダンパ」って呼んだり。全体のバランスには欠けるものの、面白いシーンがいくつか。

童話の世界、なのに段ボール役者の芝居が延々続きます。あれれ、アリスはどこに。ずーっと先になって、確かにアリスは出てきます。でも、下克上を知ってる人が期待する彼女ではありません。あれれ。

童話のシーンは、どこか地に足がついてないような、不安定で上の空な感じがします。一方で、派遣社員による工場のシーンが、秀逸で面白いのです。というか、安曇野の彼女たちは、こんな大変なのことになってるのだろうなぁ(←芝居とは関係ない) この工場のシーンは地に足がついた、というか、彼女たちの身の丈の言葉だなぁと思います。このシーンを、あたしゃ強く評価します。

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2004.07.03

【芝居】「ファンシー」双数姉妹

2004.7.2 19:30

双数姉妹を初めてみたのは、トップスで激しく動き回る芝居(1995、コサックだったか)でした。10年も経たないうちに、こういう芝居をやる人たちになるとは、誰が予想したでしょう。あくまでも静かに、語りかけるような90分。仕事帰りなのに、当日券の最後列なのに、すっと見ていられる、いい芝居なのです。

同じ場所の20年も離れた時間。よくある、舞台の何かを少しかえてhttps://app.cocolog-nifty.com/t/app/weblog/post時間の流れを示すなんて姑息なことはしません。自動ドアの様子が違うだけで、あとはまったく一緒。8歳/10歳の子供たちを演じる今林、五味でさえ、いわゆる「子供しゃべり」をするわけではありません。言い回しは年齢なりですが、そのままで演じる潔さが、逆にかっこいいのだと思います。

微妙な笑いはあるものの、基本的に芝居は淡々と進みます。見る側の気持ちでずいぶん感想が左右されてしまいそうな気もしますが、今日のアタシはけっこう好き、なのでした。

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