【芝居】「ヒトクネリ」劇団*夢彩色
2004.3.20 14:00
特別なことは何もない、「ふつうに」身寄りのない女が部屋にいると、そこに双子だと名乗る女がやってきて居座る。そのあとも次々と家族と名乗る女がやってきて../
..と書くと、あらすじの冒頭部分を書いてると思うでしょ。約一時間の上演時間で、語られるのは、この、次々と家族と名乗る女たちがやってくる、ということ。途中思わせぶりな部分もあるのだけど、何かが語られることはありません。ある意味、これだけで舞台にしてしまうというのは凄いことだとも思うのです。
家族が増えてちょっと嬉しい、というオンナノコな部分に目を付けたのはいいなぁと思うのです。でも、それをスライドだけで最後の一言に集約しちゃうのは勿体ない。そこで芝居したら、やわやわでアタシ好みの芝居になったなぁと思ったり。
最初に居座る女を演じた松本久未さんが魅力的、しゃべりも含めて、雰囲気によくあっています。
劇団*夢彩色 vol.50 「ヒトクネリ」
2004.3.19 - 3.21 阿佐ヶ谷 アルシェ
作・演出 加藤明子
出演 小柳敬子 松本久未 森岡恵 青柳めぐみ 三村沙紀 加藤明子
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