【芝居】「16」Rock'n Roll Classic
2004.2.7 14:00
ずっと昔に自殺した少女の遺書、妹を失ったことは自分のせいなのかな気持ちに苛まれる姉、責める友達、失ったことから抜け出せないかつての恋人。それぞれが、偶然、ゆるやかに結びついて..
まあ、ありえない設定というのは仕方ないのだと思うのです。問題は、物語が深まらないこと。遺書に書かれているとおどかされている、自分のせいで死んだのだという、たったひとつのことだけで、苛まれ続ける姉というのが、どうにも腑に落ちないのです。彼女だけではありません。チンピラがチンピラに見えないとか、出てくるひと、みんなリアリティがないとさえ思うのです。こっちは楽しむために見ているのですから、なんとかして補ってでも観ようと全力を傾けますが、見終わったあとにどっぷり疲労します。それは、アタシがおやぢだからだとは思いたくないのだけど。
小山智子さんの、ちょっとかわいらしいキャラクタに好感。
ロックンロールクラシック「16」
2004.2.7 - 2.8 大塚ジェルスホール
作・演出 雁瀬有子
出演 上島佳代子 斎藤直樹 古畑正文 小粂あかね 佐藤勇樹 小山智子 雁瀬有子
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