P.E.C.T「十二月のウィッシュ・ボーン」→青山円形P「アラカルト」
■昼、P.E.C.T.@神楽坂。
七面鳥の骨を型どった、願い事がかなうおまじないを巡る。深夜の高校校舎内で繰り広げられる一夜のできごととか、プロレスラーの話とか、女二人のさまよう話とか、いくつかのシーンがゆるやかに繋がっていくのだけど、なんか、しっくりこない感じもします。ルキノさんの母親役ってのはいいなぁ。プロレスラーってのは卑怯ですが、ファンとしちゃ楽しい。
●P.E.C.T. 27th presents「十二月のウィッシュボーン」
2003.12.5 - 12.7 神楽坂 セッションハウススタジオ
脚色構成 日々野克己 構成演出 中嶋比呂嗣
出演 松本美香 岡薫 加賀ゆう 佐藤誠 佐々木覚 山縣太一 東宮南北 田仲裕希 大江謙二郎 大川智弘 山崎ルキノ つつみその子 中嶋比呂嗣 園田容子 オーギー・リン
■夜、アラカルト@青山円形。
15年目だって。あたしは何回見てるだろう。
ほとんどいつも変わらない話、偉大なるマンネリ。これ、ものすごく気に入ってる層ってのが確実にいて、ほんとに
毎年楽しみにしてる人が多いように思います。あたしゃそこまではいきませんが、でも続けて見てるなぁ。
今年のFブロックは、明らかにバック側で、見えないシーン多々。完全円形ってのは難しいものですが。
15年ずっと友達の男女が、互いの気持ちを気付くようでいて、気付かないようでいてという話が好きだなぁ。単に憧れるだけ、ですが。
●青山円形劇場P「ア・ラ・カルト」
2003.12.4 - 12.26 青山円形劇場
演出:吉澤耕一 構成:白井晃 台本:高泉淳子
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コメント
「いくつかの話が繋がってる」というより、
ある女性(役名失念。少女時代に性的暴行を
受けた子。高校時代を田仲祐希、長じて
松本美香が演じた役)をメインに、ある男性
(女子プロレスラーに憧れてプロレス会社に
入社してしまう)をサブにして、縦糸を
いくつかのシーンに分割した、って感じ
ですかね。
で、本筋とは関係ないんですが。
山崎ルキノ演じる子持ちの女子プロレスラー(ほんとは今も意識不明)と、中嶋
比呂嗣演じるその社長が、プロレスとは
なんぞやを巡って対立するシーンの台詞が
少しおもしろかったです。
プロレスは芸術だと主張する櫻選手。
プロレスは興業だと主張する社長。
小劇場の譬喩ですね。
劇中歌、2曲め以降はやや聞きづらく、
ちと残念。生楽器が2つ入ってて、声が
負けた感じ。
…と、こういうふうにレスできるのかな、
このブログってやつは。
「コメント」ってのと「トラックバック」
ってのは、どう違うのでしょう。
投稿: おくむら | 2003.12.11 15:15
おくむらさん、どもです。ここは割と公開系にしておこうと思いますので、よろしくです。
で、コメントは今までの概念とたぶん同じ。トラックバックってのは、ココログのようなblogを持っている人同士で使う仕組みで、おくむらさんが自分のblogにコメントを書いて、それをかわひらのblogのページにリンクするような仕組みのようですが、じつはよくわかっとらんです。
投稿: かわひら | 2003.12.11 21:30