青年団「もう風も吹かない」→雷電「雷電支度部屋」
■昼、OPAP+青年団、
もう風も吹かない。最近のオリザさんの芝居は、滅びゆく日本、みたいのが多くて。国だけでなくて、いろいろと。400円という数字が逆にリアリティを感じる。しかし、学生に、あれだけ芝居をちゃんと伝承していくのは、凄いなぁと、素直に思う。客席は親戚だったりして、芝居を見るような人じゃなかったりはしたとしても。
●桜美林パフォーミングアーツプログラム[OPAP] + 青年団 「もう風も吹かない」
・2003.11.7 - 11.17 桜美林大学プラネット淵野辺キャンバス
・2003.12.4 - 12.7 世田谷 シアタートラム
作・演出: 平田オリザ
■夜、雷電支度部屋。
散歩道楽、KAKUTAなどの多彩なキャストとスタッフによる、三本の芝居。一つの舞台の開演前に三か所で起こるショーマストゴーオン。安心して楽しめるのは、役者の凄さも。麻生美代子+鈴置洋孝の凄さを見る。KAKUTAの面々の安定が芝居を支える。桑原さんは、ホン+飛び道具。でも、確実に良くなってるのを、毎公演ごとに。
原芙貴子さん出演の、いわたかPの面々が来場を横目でみながら。あの芝居良かったなぁ。借景が効果的。今回の原さん、だって可愛いのに、そこまで言わんでも。
ゆるやかに繋がる、同時進行の三か所を見せるというのは、ありそうでけっこうなくて。
それぞれが別個に問題を抱え、横串でも別の問題があり。ちょっと楽しい。アイディアの勝利はあるのだけど。
●雷電 第一回公演「雷電支度部屋」
・2003.12.2 - 12.7 下北沢「劇」小劇場
・演出:堤泰之(プラチナペーパーズ)
・作: 太田善也(散歩道楽) 桑原裕子(KAKUTA) 塩塚晃平(桜丘社中)
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