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2003.12.14

【芝居】青年団若手「月とスプーン」

2003.12.13昼。

久しぶりに娘が実家に帰ってみると、母親が若返ってた。それも20歳も。コメディになりそうな題材なのだけど、これはコメディじゃないのです。妻が夫を振り向かせるためにの必死の方策。
女が訪ねて来る終盤のシーン、冷静に考えればこの説明は絶対に必要。でも、直前の母(妻)の、「あなたを振り向かせるためには、こうするしか」って下りで、なんか見えた気になっちゃうのです。芝居観ている最中は「そこまで見せちゃうと下品じゃないかなぁ」と思ってたのでした。そうか、こういうのは蛇足って言わないか。

福士さんの奔放で、でも素直な女の子。能島さんのまじめに見えて、実は情熱な女。

母親ってのがかつては恋だって何だってしてた一人の女である、ってのはやはり実感がわかないもの。娘たちや女たちを描きながら、さらりとそういうことに気づかせるのが見事だなぁと思います。
夫・藤川さんの異物感が気になるけど、狙ってのもの、という気も。


●青年団若手企画Vol.1「月とスプーン」
 2003.12.9 - 12.14 アトリエ春風舎
作・演出:吉田小夏(青年団演出部)

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コメント

ははぁ、なるほど。それがトラックバックって機能ですか。
んじゃ、自分の記録サイトをやってないおいらは、
使わなくていいんですな。コメント機能だけ使えれば。

投稿: おくむら | 2003.12.15 11:14

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» 様変わり [踊る芝居好きのダメ人間日記]
「月とスプーン」を観てのヌルイ感想。 これが TrackBack です。 [続きを読む]

受信: 2003.12.15 01:54

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