【芝居】「海辺で見た犬」P.E.C.T.
1996.8.6 20:00
湘南、しかも裏通り、小さなカフェレストラン。めちゃくちゃお洒落というわけでも なく、「湘南の」としか表現の出来ないような小さな空間。100年前のピアノが 有名らしい。そういえば湘南のどこかのホームページで紹介されていたような。
【みたままおもったまま】
実際には複数のバージョンが存在するようで、まったく異なる話しである可能性も
あります。チラシによれば、出演者とかゲストとか生演奏とか、いろんな
バリエーション。どうやって説明したものかとも思ったりします。さほど
大事件が起きる訳ではなく、ものがたりは静かに進みます。
個人的には実力のある役者のしっかりとした小さな芝居をみることができる というのが、いいところ。芝居そのものよりも、湘南の小さな喫茶店の雰囲気と、 そこで行われる芝居と、芝居の後に行われる小さな出し物(After nine theater)が うれしい、小さな空間だったりします。役者たちがアカペラ歌ってたり、 あるいはすぐそこで飲んでたり、あるいは店員になってたり。
湘南に遊びに来て、あるいはデートの帰りのメニューのひとつに、こんな空間が 加えられたら、それは結構いいかもしれない、なんて思ったりするのでした。 結構不便ではありますが。
あたしの観たバージョンでは最近P.E.C.T.に入ったと紹介のあったミタニさん が中国語まくし立ての台詞。どうやらでたらめではないらしい。凄い。石川裕之さん の声がイマイチだったのが残念。風邪かしら。大菊京子さんは客席全体に 視線を投げかける目配りが素敵。
お出かけの際はきっちり場所を確認のこと。けっこう難しい。 スズナリで、チラシをみかけました。
【ものがたり】
海辺、マスターのいない休業中の喫茶店に集まった彼ら。それぞれに、何かから
逃げて来たり、何かを背負った人々。お互いに語り会うのは...
●P.E.C.T. 第10回公演「海辺で見た犬」
1996.5.1 - 12.31 (120st) 神奈川 湘南・藤沢本町 カフェレストランCLAJA
構成・演出 中嶋浩 日々野克巳
出演・演奏 P.E.C.T
(8/6の出演 立石徹 山崎ルキノ 大菊京子 石川裕之 ミタニユウナ)
...ごめんなさい最後の方、音しかわかりません
| 固定リンク
「演劇・芝居」カテゴリの記事
- 【芝居】「獄窓の雪」オフィスリコ(2023.12.04)
- 【芝居】「静流、白むまで行け」かるがも団地(2023.11.25)
- 【芝居】「〜マジカル♡びっくり♧どっきり♢ミステリー♤ツアー〜」麦の会(2023.11.25)
- 【芝居】「未開の議場 2023」萩島商店街青年部(2023.11.19)
- 【芝居】「夜明け前」オフィスリコ(2023.11.19)
コメント