【芝居】「スケッチブックボイジャー」キャラメルボックス
※NIFTY Serve FSTAGEに書いたものの再録です。
初めて観たキャラメルボックスでした。うわさにたがわず、 人気があってサービス精神に溢れる舞台でした。
【ものがたり】
火星移民の子カケル(今井義博)はむかし、地球にあった
「サッカー」というスポーツに強く惹かれ、その痕跡を求めて、
地球の土地を買い占めた。それを狙う宇宙海賊や宇宙警察の刑事
たち。
そんな人々のスペースアドベンチャー、実は まんが月刊誌に連載されている「流星ナイト」。マンガ家"のはら" (大森美紀子)の作品だが、本当の原作者は"のはら"の姉の夫だった。 最終話の締め切りを前に、夫婦は新婚旅行にでかけてしまい、 連絡がとれなくなってしまった。 のはらと、編集者・諸星(西川浩幸)、二人三脚の作業が始まる。
【感想など】
かわひらと同じように初めてご覧になった
渡辺さんはどちらかというと辛口のreviewでしたが、かわひらは
十分に楽しみました。たしかに強烈な笑いも、強いメッセージも
あるとは言えないのでしょうが、約2時間のエンターテイメント
としては、嫌いな方向ではありません。
「わかりやすい芝居」「きれいなパンフ」「楽しい前説+DJ」 「曲目リストの配布」など、サービス精神が溢れているな、と 感じました。役者の台詞がはっきりと聞き取れる、というのも あたりまえのことなのですが、好感が持てました。 同じ劇場で、ぜんぜん聞き取れない芝居、というのを観たことも ありますので、ほんとうにそう思います。
ラストシーンの背景の色、紺色のような色なのですが、 とてもきれいでした。
...甘口すぎますか?
【観劇データ】 1995.5.5 19:00-20:50 当日券(A席¥2800) 18列21番 客席満席
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●キャラメルボックス「スケッチブックボイジャー」
1995.5.3 - 5.17 at 新宿シアターアプル
1995.6.17- 6.19 at 近鉄劇場
作・演出 成居豊
出演 大内美紀子 西川浩幸 今井義博 津田匠子 近江谷太朗 岡田達也
中村恵子 遠藤みき子 篠田剛 伊藤ひろみ 明樹由佳 上川隆也 ほか
次回公演:アコースティックシアターVol.3 ヒトミ 1995.5.21-6.4 シアターアプル
6.22-6.25 近鉄劇場
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