2013.05.27

【芝居】「湖畔の探偵 全六話 」トリのマーク

2013.5.25 17:00 [CoRich]

年一回の劇場公演となってしまっている最近のトリのマークだけれど、昔のそれこそ月イチ公演の頃のキラーコンテンツ「ギロンと探偵」の最新作。全六話といいながらいつものようにそれすら怪しい70分。26日まで、ザ・ズスナリ。

探偵と助手のギロンはその駅に着いて降りてみると駅前には食堂も土産物屋もなくて、歩き回ってみるとずいぶん古びたボートハウスがあるだけ。新人を連れて調査を行っている男は宿敵のモリ君に似ているけれど、関係ないというし、探偵を追っているらしい人もいるし、別の探偵を名乗る人もいる。

犬(らしい、ぬいぐるみ)を持った絵に描いたような探偵の冒険ものがたり、というシリーズ。宿敵モリ(アーティー)君も、ブラックギロンも登場して、昔からのトリ好きにはたまらない仕上がり。 可愛らしさだったり、クスリとするようなボケとつっこみな会話に目くらまされるけれど、意味不明に断片がつながっていくような、そうとうにハードな不条理というか、不思議なここではないどこか感めいっぱいの雰囲気は変わらず。ギロンと探偵の頃とはずいぶん役者が入れ替わっていて、あの人は元気かしらと思いを馳せたりもするけれど、それでもこの雰囲気に浸っているのは嬉しいのです。

開演前の挨拶(藤田早織)がちょっと秀逸。物語で出てくるセリフ「駅に着くわけですよ、着いたら降りるわけですよ」と話し、舞台奥にあるらしい駅の壁に貼ってあるポスターを読むテイで、「携帯電話の電源はお切りください」といい、手前の床を読むようにすこし前屈みになって「お願いします」。つまり、「お願いします」がお辞儀しているように見えて、しかし物語の世界にそのまま導入してしまうというのがちょっと面白い。

探偵を演じた柳澤明子はもう圧巻の安定感、何年経っても変わらないというのがまた怖いぐらいだけれど。モリ君(じゃない人)を演じた山中正哉はつっこみが少な目、作業着姿というのがちょっと珍しい。劇団公演の出演はずいぶん久し振りな気がする原田優理子は、美人で背も高いのに、格好だけみるとガーリーなカールおじさん(ヒゲはない)風味な感じで、我関せずとボケ倒すすごさ。藤田早織が、なんかとてもキュートで、胸の奥がわさわさする感じ。別になにをするわけでもなくて、やはり作業着で何かをしている、というだけなのだけれど、なんだろ。もはや娘といってもいい年代なんですけれど、きっと。

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2009.08.16

速報「雨の一瞬前」ユニークポイント

2009.8.15 14:00

太平洋戦争の頃の日本人と朝鮮人をとりまく2007年作品 (1 )の改訂再演。90分。16日までスズナリ。先だって韓国での公演も達成。

そこにその時代にあったはずの恐れ、恨みの連鎖を描き出す構造はそのまま。特定の史実ではなくて、あったかもしれない、という作家の創作の物語。初演にはあった傷痍軍人の妻、という常軌を逸した役を物語に登場させなくしている代わりに、アタシの記憶は曖昧ですが同級生の女の語りや、つれてくるのが警察になっているのは違いかと思います。

今につながるけれど今はない「差別する気持ちを持つ人々」が普通の時代にありながら、そこに違和感をもつニュートラルな感覚の旅館の女将。父母から受けついたとは説明されているけれど、そんな時節に高いリスクを負って男たちを従業員としてまで彼女を旅館の再開に拘らせるのはやはり今回も今一つ腑に落ちない感じも。

理屈ではなく守りたい場所である旅館が実は「国」で、その気持ちが「祖国の気持ち」と勝手に読みとってみると、休業状態の今を外力を借りてで再開したいと思う気持ちがわかるかと思ったけれど、国を成立させるための外国人、みたいな話にまで持っていってしまうと、明らかにこれはアタシのミスリード。

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2004.10.22

「ぴあ」リニューアル

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雑誌「ぴあ」がリニューアル。版型が大きくなって、情報誌から雑誌という体裁に。慣れるまではいろいろ文句もつくことかと思います。電子チケットぴあ一辺倒からの抜けだし。たしかに、チケぴだからいいとは限らない(後述)。

芝居のページに限って言えば、当日券をその日電車に乗りながら探すあたしとしては、208ページあたりのスケジュール一覧が、すべての小劇場も含めて網羅されていれば文句ないんだけどなぁ。200ページからの「今週開催のステージ」も非常に近い感じ。これが一覧になってればなぁ。重いってのはあるんだけど、それはちぎって持ち出せばいいことだしね。

それより許しちゃいけないのは、モバイル版電子チケットぴあ。何にも買ってないのに月々210円、予約すればしたで一枚あたり210円、モバイル先行ならば更にいくらか、発券したらしたで100円(発券しなきゃ入れない劇場ばかりなのに)、郵送したら500円。なめとんのか。e+ならば、ほとんどが無料。安いチケットならば、郵送料も。ぴあを選ぶ理由はありません。「ぴあカード」の昔から、ぴあを使っているあたしとしては、応援したい気満々なのに。 別に「ぴあ」でできないわけじゃないというのもちょっと腹立たしい。「アフターファイブクラブ」という、法人向けのシステムがあるんですが、これならばこの手のお金まったくかからないんです。ひでぇはなしだ。

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