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2018.02.18

【芝居】「俺を縛れ!」柿喰う客

2018.2.3 14:00 [CoRich]

2008年初演作を 4日まで本多劇場。120分。初演再演の比較表を載せているサイトがあります(ありがたい)

大名に対して将軍が命じた各々のキャラ居続けることを義務づける命令。幕府に忠義を尽くす貧乏大名に命じられたのは、「将軍家に対する裏切り」で、1ヶ月以内に幕府への反抗を命じられた。矛盾に悩む貧乏侍だが、従うことを決める。

初演を観ているのにすっかり記憶がないのはワタシのいつもの通りですが、初めて柿を観たときのような、人数が多く、軽い台詞を大量に重ねるというスタイル、ちょっと懐かしいぐらいでエンタテインメントとしての楽しさを思い出します。ハシゴ状の高い壁で舞台を囲み、空中に留まり忍者や「顔も名前も明かさない女」が監視し続ける中でのさまざまな話し。

身体が不自由で奇行も多かったという徳川家重(wikipedia)をモデルに(スタイルは全く違うけれど、「治天の君」を思い出すアタシです)、突然言い出した奇妙な「キャラ縛り」の命。戸惑う人々、落ち着き処をみつけようとする右往左往をコメディとして描きます。

背景のハシゴに登り続け監視しつづけている七味まゆ味、葉丸あすか体力もさることながら、その見栄えの美しさも効果的。貧乏侍の娘をパワフルに演じた宮下雄也、初演の村上誠基が見え隠れはするものの、しっかりと印象的。その父親を演じた永島敬三は思えばしっかりと主役を背負うちから。

【ねたばれかも】

物語の着地点は自らの評判をわざと下げて、跡継ぎとなる息子の評判を上げること、ほんの少しだけれどちょっとホロリとさせるのです。

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