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2015.01.30

【芝居】「空白の色はなにいろか?」鳥公園

2015.1.24 14:00 [CoRich]

6月から作り始め、8月の大阪レジテンス制作を経ての終幕。ワタシは初見です。STスポットまで25日まで。60分。

いつもの日常の筈だったけれど、夫はガムを買うといって出て行ったきり戻ってこない。待っている妻を女が訪ねてくる。夫の居場所は分かっているけれど、今はまだ教えられないという。
女と別の家を借りて男(夫)は住んでいる。女は嬉しそうだし、男もまんざらでは無いけれど、男は古道具屋で仏像を買ってきて自分の名前「テツオ」をつけて、自分の代わりにしたいという。男は「テツオ」を辞めたいのだという。

三人のミニマムな芝居。夫婦と一人の女の物語。味が分からないという男。妻はいつもの日常とおもっていたけれど、夫は出て行ってしまったところに名乗らない女が訊ねてくるという枠組み。まったく説得力の無いアタシですが、年齢を重ねてみれば暮らしている女と距離を取り、別の女に走ってはみたものの、また同じ事をリピートする男の気持ちはなんか理解ってしまうアタシですが、それでも、突然いなくなった男のことが理解できない女性のぽかんとした気持ちもなぜか腑に落ちてしまうのです。

消えていきたいと考える男と、それを惜しいと思う女たちの話なのだけれど、別宅に住み始めた女が男に対して発情といってもいいほどに色気を感じさせるシーンがあります。表向きはごく静かなシーンなのだけれど、暑苦しく「色気むんむん」な感じがダダ漏れてるのがすごい。や、ワタシの誤読かもしれませんが、この圧力に気持ちが動いてしまうオヤジなアタシです。

綺麗かもしれない作り方だけれど、これまでに無い何か、それは構造でも物語でもあるいは役者でもというこれまでのいろいろとの違いが見えづらい、と友人の感想を解釈したアタシですが、そうか、思ったほど見づらくはないけれど、するりと記憶から落ちてしまいそうだというのはそういうことかな、と思ったりもします。

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