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2014.08.17

【芝居】「TRUTH」キャラメルボックス

2014.8.10 18:00 [CoRich]

(1) 17日までサンシャイン劇場。そのあと大阪。120分。スピンオフ作品との交互上演。また、アタシのみた週は前説を早めに初めてD-BOYSの役者と加藤昌史が話をしたり、終演後に役者が手売りするというイベントを設定していました。

なぜ友達を斬り殺すに至ったかが焦点の物語。それを支えるのが邪悪の権化たるヒールの男・鏡吾の存在なのだけれど、スピンオフの後に改めてみてみれば、たった一人のヒールの背景が豊かに語られたものをみているだけで、ずいぶん腑に落ちる感じがします。他の公演との連続とか、関連するということに頼って、両方見るのを前提とする(片方でも楽しめる、両方見れば楽しさ倍増、みたいなのも前提といっていい) 芝居の作り方はホントはあまり好きではないアタシですが、結果的にはこの二作はプラスに働いているとは思います。

こうやって並べて見てみると、こちらは11人。劇団の本公演ですから幅広い役者に役を当てる必要も理解しつつ、正直この人数でなければ語れないわけではありません。もっとも、結果的には物語を支えるという点では薄くても、ちゃんとまわりにいる愛すべき人々が居る、という雰囲気を作り出すことには成功しています。

これまでの初演・再演ともメインの3人を担っていたテッパンの役者たちにかわり、三演めで二人の役者を入れ替え、一人の役を入れ替えた新しい布陣。ヒールを上川隆也に変わり担った大内厚雄のプレッシャーはいかばかりか、結果としてみれば、序盤のとぼけた味わいも後半の怖さも含めてきちんと新しい人物を作り出しました。この役者、根っからの悪人には見えないという弱点があると思うのですが、スピンオフが支えているおかげで背景が見えるようなのもプラスです。逃げる男を演じた畑中智行、斬り殺される親友を演じた三浦剛も、きちんと次の世代として役を担います。年上女房を演じる岡内美喜子はコミカルが好きなんです、アタシ。


1999.7
神戸オリエンタル劇場
サンシャイン劇場
2005.2.4
サンシャイン劇場
メルパルクホールOSAKA
新神戸オリエンタル劇場
2014.8
サンシャイン劇場
サンケイホールプリーゼ
弦次郎岡田達也畑中智行
英之助大内厚雄三浦剛
鏡吾上川隆也大内厚雄
隼助菅野良一細見大輔左東広之
三郎太南塚康弘畑中智行小多田直樹
虎太郎清水誉雄筒井俊作鍛治本大樹
山岡(/月真*再演から)篠田剛筒井俊作
初音岡田さつき小川江利子実川貴美子
ふじ坂口理恵岡田さつき岡内美喜子
美緒中村亮子/小川江利子岡内美喜子林貴子
帆平西川浩幸川原和久武田浩二

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