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2012.06.12

速報→「乙女ごころ三人姉妹」直子あんりタイタイ

2012.6.10 19:00 [CoRich]

2012.6.10 19:00

三人の人気女優によるユニット、成瀬巳喜男の同名の古い映画を再構成して70分。10日までCCAAアートプラザランプ坂ギャラリー3

1935年、東京浅草。三味線で門付けをしている次女、レビューの踊り子をしている三女が健気に働いている。三女に男ができたのではと母親が気をもむのは、長女は悪い仲間と交わったあと、真面目なピアノ弾きと駆け落ちをして家を出ているからなのだ。二人のもとに、肺を患った駆け落ち相手の旅費の工面のため、浅草の街に戻ってきた。

そういう女たちが居る時代、何か気になること、激動の人生を歩む女が居ること、という体裁の描き方。映画はもっといろいろ盛り込まれているのでしょうが、枝葉を落とし、骨格となる部分を抽出。広い劇場でもしっかりと芝居を支えられる役者たち。物語はじっさいのところわり他愛もない、姉妹たち親子の女たちの物語で、むしろ役者が持つこの小さい空間から溢れるばかりの声量とふざけっぷりとキメるシーンの格好良さなど、役者をこの空間で見ることこそが今作の魅力に思えます。

不良仲間に声をかけるというシーンは軽い客いじり、いじってもらって嬉しいアタシです。それもこれもやっぱり役者の魅力で見せる芝居ということなのでしょう。

三女を演じた深谷由梨香は、役に取り込まれているかのような芝居が多く心配になるのだけれど、今作で垣間見せる素な感じに勝手に安堵します。自在に軽々と走り回り、可愛らしさもめいっぱい。次女を演じた渡邊安理は実際のところ、三人の真ん中を取り持つというのはこのユニットの首謀者(終演後のトークショーによれば)だからか、しとやかさも見えてきて色っぽい。長女を演じた村上直子は二役、小道具で鮮やかに変化していくさまが楽しい。

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