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2012.06.04

速報→「ベンチャースクール」(smoker's SIDE) エビス駅前バープロデュース

2012.6.3 16:00 [CoRich]

砂場、遊びを巡る二本立て公演のもう一本。85分。4日までLEFKADA。

砂場に集まった人々。急成長したおもちゃ会社の社長が姿を消して一年が経ち、会社を守る兄弟たちはうまく回せずに存亡の危機を迎えている。粗暴で暴力的な兄だったが会社経営のセンスは優れていた社長を探し出すことが急務で、やっとの思いでみつけたのだ。しかし、その社長は子供に返ってしまったようで、砂場で遊びたいのだといいだす。

同じ砂場を使いながら、同じ作家とは思えないぐらいに、こちらはもっと緩くて、コミカルさを強めた作り。「子供返り」を物語の核にしながらも、喧嘩ばかりの兄弟たち、その家族や部下たちを含めた「人々の話」を描くことに重点を置いています。

子供に帰ってしまった兄貴について戻ってほしいような戻ってほしくないような、という設定は粗暴だけれど圧倒的に優秀、という「針の穴に糸を通すような」ピンポイントで辻褄。兄弟たちの思い、というようなことを描きたいのだろうと思うのだけれど、それだけで90分近くを持たせるのは少々苦しい感もあります。

だめ社員だった女を演じる佐々木富貴子は、ちょこまかと動き回りながらのオッチョコチョイ感が楽しいけれど、最後列では見えないところも多くて寂しい。終幕での物語での位置づけは、正直とってつけた感(ないよりはずっといいけれど)はあるのですが、それでも「こける」シーンからの泣きという一歩間違えばえらく陳腐になるシーンを、実に説得力のあるシーンに作り上げる確かな力。
クールビューティーに見えてSキャラなコメディエンヌが炸裂する岸本鮎佳は、実際のところ物語を背負うというよりは、キャラクタの勝負だけれど印象に残ります。

キャンセル待ちの大盛況の回。最後列に座ってしまったこともあって、正直、砂場の上で行われることはほぼ見えない状態。もっとも、たまたまもう一本は最前列に座れたから感じなかっただけだろうとは思います。

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