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2009.05.28

速報→「JUMON(反転)/便所の落書き屋さん」MU

2009.5.27 19:30

再演作を男女入れで、新作はコミカルで見やすい。休憩10分を挟み120分。31日までルデコ4。ギャラリーなので客席は変則。二辺に客席がありますが、長辺側に正面なので席があるならそちらを選ぶべし。

◆ハーレムと呼ばれる家。一人の女に男たちが同居し、千羽鶴づくりやマルチまがいで生計を立てている。男たちの家族や恋人たちが乗り込んできて。「JUMON(反転)」。
◆落書きが沢山ある有料トイレ。男が入ってきて壁の落書きを見ながら、寝袋を広げて寝る。あとから入ってきた高校生のカップルは、なにかのおまじないをするために。が、そこに寝ている彼は学校を辞めたかつての同級生で、交通事故に遭った女子生徒の命の恩人で。美術教師に恋をしていて、兄の恋敵となり恋破れて「便所の落書きやさん」。

開演前、休憩、終演後に出てくる主宰。かつては尖っていた印象が強いけれど、今公演に関して云えば、優しく場を作ることにより心を砕いている感じ。音楽が流れ、場をコントロールし気を配り、クラブ風のホームパーティの様相は、良くも悪くも主宰の世界をここに作り出すのです。

「JUMON」。 逆ハーレムという状態、男たちは逃げ場としてのこの家に居続ける。女とのシーンはないというのが特徴的。女は「汚いあたしの姿は見せられない」というのがすっくとたっていて、凛々しい。

初演は観ていませんが、男女を入れ替えるというひと工夫で、 今の時代の気持ちによくあう感じに。今の時点から考えれば、男ひとりに女たくさんというのは、古いというか昭和どころか、大昔から連綿。反転というワンアイディアで突っ走る感じはあって、部分部分は書き込んでも、その意気込みで最後まで物語を運ぶのは少々息切れの感も。

小林タクシー演じる、被害者の親というのは出落ちの感もあるものの、物語の要所要所を抑え笑わせるポイントで、見やすくしています。 成川知也は静かに居続ける大人の男、佐々木なふみは凛々しさが印象。

「便所の落書き屋さん」。 未成年だからネットカフェ難民にもなれないゆえの公衆トイレ難民というのをワンアイディア。そこに至る過程、恋の話、あるいは禁断のことを取り混ぜながら。全体にコミカルな感じが強く、漫画のようで気楽に楽しめる50分。

高校生が「ゆとり」と揶揄される世代。同級生たちは「愛」なんてのは格好悪いからそういうことは言わない世代。それに対峙する「純愛」という構図。それが今のリアルかどうかはあたしにはわかりません。それに対峙する純愛組というのはちょっとおもしろい。純ゆえにまっすぐ、あふれるような気持ちをたたきつける感じというのはたぶんいつの時代も変わらないはず、なのだけど。まあ、それだけなんてはずはない教師への恋心。

清水那保の女子高生、またオヤジのファンを増やしそうな破壊力。佐々木なふみの色気にあふれたキャラクタは得意技なのだけど、泣かせるのはちょっと新鮮。こちらでも、小林タクシーのかき混ぜ具合が楽しい。

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コメント

「JUMON」は初演を観ました。これはこれで一種のポエムといった趣がありました。男女逆バージョンというと、そんなことありえるのかという感が強いのですが、若い人にはむしろ自然に映るものなのですね。

投稿: ルンバ | 2009.06.01 10:41

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