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2008.10.26

速報→「氷」メタリック農家

2008.10.25 14:00

ファンタジー色たくさん。程良い人数の空気感も気持ちいい105分、27日までOFF OFFシアター。

山をいただく村。離婚した女が自分探しと称して山に登り偶然写り込んだのは雪男の風体の男だった。寒いところでなければ生きられず、しかし高山には居られなくなった彼は村まで降りてきて、冷蔵庫の中にかくまわれる。

低温でなければ生きられず、しかし高山には居られず、様々な病気をもち、人との接触もままならない、という「雪男」とそれに心引かれる女、しかも娘が回想として聞き取るという「フォーマット」はパルコプロデュースに引用される後藤ひろひとファンタジーを思い起こさせますが、ものがたりはちゃんとオリジナル。細かいところの詰めが甘い感じはするものの、「パコと魔法の絵本」が映画になるのと同様の、ある種の万人受け良さと奥行きを感じるのです。

雪男を演じた嶋村太一の無口な感じが気持ちを揺らします。終盤が幸福を感じさせるのはファンタジーの必須。古市海見子の溢れる愛情の表情が素敵。酒場にもう一人いる女の今城文恵の無表情あるいは「人見知り顔」が印象に残ります。

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コメント

マギー(今城嬢)は演出助手として多数の公演に関わっていて、先日の柿喰う客「真説・多い日も安心」にもその形で参加していました。公演中の空き時間に小道具で遊んでいた(額烏帽子を付けてあの独特の表情でふらっと舞台に出て来た)のが印象に残っています。

投稿: D | 2008.10.27 00:47

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