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2008.10.23

速報→「ハイバイ オムニ出す(常/仏)」ハイバイ

2008.10.22 19:30

ハイバイが4本のオムニバス公演。「ヒッキー・カンクーントルネード(いつもの=常)」四演90分+休憩5(実質10)+「コンビニュ(「テンプルトンペックン」からタイトル変更。フランス人演出家風味=仏」40分+22日はトークショー付きで終了22:30。2演目ずつで11/5までリトルモア地下。売り切れ回も多く、追加公演も有るようですが、公式ページには情報がありませんので劇団に問い合わせを。コの字型の客席はサイドブロックだとしてもなるべく正面寄りの席を。サイドブロックは表情が見えやすい入り口側がよりオススメ。席を見た感じでは前売り40程度、当日10程度だと思います。

10年間引きこもりの兄と、同居する妹・母親。母親が相談した「出張お兄さん」も少々癖有り"とびこもり"で、一緒に部屋に籠もってしまう。おなじ団体の「出張お姉さん」が連れ戻しに来るが「ヒッキー・カンクーントルネード」(1,2)。
コンビニで買ったタバコの間違いに気づいて大雨の中コンビニに赴くが、店員は謝るでもなく怒りがこみ上げて「コンビニュ〜または謝罪について」(「親族代表」に提供した脚本の一部1)。

三回目にして、ちゃんとストーリーが憶えられた気がする「ヒッキー」(どんだけ記憶力がダメなのだ>アタシ)。今までは60分程度だったのだけど、90分に。トークショーによればそぎ落としを避けるために稽古期間を短くしたら間とか台詞のリズムが自由になったから伸びたのだといいます。確かに段取りっぽさは抜けていますが、それだけで1.5倍になるのかしら。芝居自体は間延びした感じがしないのは不思議。作家自身が演ずる引きこもり男が絶品で、これもトークショーで彼が気に入っているという「ビデオテープ又貸しで切れる」シーンが実に。

ネット依存ではない引きこもりという題材自体には少々時代を感じたりもしますが、それでも彼らの原点となる作品なのは確かで、余裕すら感じる確かなチカラ。

一度つくったものを壊して、最終版になったのは初日昼だったという「コンビニュ」は、ホンをもとにして役者にかなりの部分を委ねたよう。これもトークショーでは「怒ってた?」なんて質問を出演者同士でするなど、固めていない部分もあるようですし、舞台奥に設置される白い紙に描かれる絵も初日とは異なるようです。アタシの観た回は、その会話する人々が小さな箱に入っているような感じの絵。

どこかで観た話だと思ったら他への書き下ろし作。でも、観ている最中、アタシが感じていたのはfaifai色という感じで、ハイバイリミックスだった「霊感少女ヒドミ」(1)のような空気感。人が入れ替わりモノにもなったり、コンビニ店員への怒りというごくごく小さな出来事が意味もなく宇宙に敷衍してしまうような見せ方がちょっと似てるなと思ったりするのです。

親族代表版よりは粘着質度合いが格段にアップ。飽きるといえば飽きる感じもあるけれど、こういう視点が作家の真骨頂だとも思うのです。

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