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2008.07.27

速報→「死に際バカンス」桃色バカンス

2008.7.26 18:30

神様プロデュースから派生した女性作家のユニットの二回目公演。TACCS1997での公演は26日までで終了。90分。

南の島にやってきた女と男。死ぬつもりで学校の一回しか話したことないチャラ男を誘って海外のリゾートに。仲のよかった女友達とそのあとの恋人。一番大事ということが移ろいゆくことが耐えられなくて。

女の思いあぐねるぐるぐる同じ所を回る感じがベース。 正直にいえば、前半、チャラ男と年上気味(実は同い歳)の女のシーンは少々長い感じがします。死にたいという気持ちはわかりつつ、なぜ彼をつれてきたか、本人の中でぐるるぐまわるということは、観終わってみればわかりますが、見ている最中には気持ちがわからずに戸惑うのです。

チャラ男と呼ばれる男は彼は彼でちゃんと女のことを観ているのだけど、そこは配慮の範囲ではあっても作家の興味ではありません。役者の活舌がちょっと心配な感じもあってちょっと残念。 終盤30分はきちんと濃密に。見えないはずの彼や彼女のことが、一緒に来ている男は見えてしまう。そのまま取り込まれそうになるおとこをすんでのところで救い出す。終幕での女の表情は微妙です。抱きしめようとする男をよけるあたりの最後の小さな盛り上がりを、しかしその表情はばっさり切り落としてしまうのは、作家の醒めたしっかりとした目線。

ビーチに見立ててるとはいえ、舞台の広さや、あるいは上に書いたような時間の配分がすこし馴染まない感じ。語りたいことはよくわかりますが、それを伝えきれていないていない感じ。前半の思いあぐねる内面があたしに見えていればなぁと思うのです。

女優三人は麗しく。脈略なく時代劇になるシーンは神プロ的で楽しい。はじける感じの鈴木華菜をもっとみたいし、まっすぐな瀬尾正子は美しい。南佳那のちょっとうえから目線の軽い笑い顔は似合っている感じ。

とはいえ、他人が見る物語としては成立してるかどうかは怪しいところ。女目線のこれを理解しようと前のめりに見てしまうアタシだから見続けられた、という気はします。

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