速報→「NAGISAA」北村想レジェンドプロデュース
2008.6.13 19:00
北村想が書きためていた戯曲の中の一本なのだそうです。女優一人が六役を演じる一人芝居。関東ではこの週末に横浜のみの上演。100分弱。15日まで相鉄保多劇場。そのあと名古屋、伊丹を予定。
うずくまり、囁くように語る少女。元気よく物語をせがむ少女。男とともに命からがら逃げる女。物語を読む女。そして、海辺の部屋を訪れる女と部屋の誰か。
さまざまな物語の断片や人物を集め、4つの話とカード占いの占い師の話として構成。それぞれの物語はゆるやかに繋がっているようでいて、ほんとんど関係なく並置されます。それを束ねる形でカードを並べながら占ってる感じ。
そのさまざまをちゃんと知っている「教養」があれば、断片あつめるゆえの面白さが出てくるのでしょう。そこに作家が考えたであろう世間に対して思っていることやある種のウンチクめいたものを大量に挟み、北村想節全開という感じがします。全身全霊という感じよりはもうすこし軽やかな作家の視座を感じます。
関連しそうもないピースを並立して見せられれば、どうにも興味を持続させられなくなりがちなアタシですが、ちゃんと見続けさせられたのはちょっとラッキーな感じもします。
が、アタシはこのピースを示された形のコレを、どのようにアタシの中に感じ取り吸収すればいいのか、という戸惑いも感じるのです。それはアタシの教養の足り無さってことなのかもしれないけれど。
カード占いは壁のようなところに貼って見せるようにして、間に解説も入ったりします。が、絵柄は相当小さくて、その並べ方に何かの意味があるのかどうかはよくわからないのです。まあ、もっとも見えたとしても、その意味をアタシが知ってるかというのはまた別の話なのですが。
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