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2008.03.06

速報→「雷電甲子園」雷電

2008.3.5 19:30

KAKUTAの成清正紀のプロデュース公演。隣り合う三カ所、ほぼ同じタイムラインを三人の作家というコンセプト。劇小からステップアップしたシアターサンモールの初日はほぼ満員、20分弱押し。120分。

七日市、という架空の町。での定時制高校野球の県大会の決勝大会。同じ学校の全日制がすでに全国大会に出場を決めている。9回表で雨、中断中の40分。

ネタバレかも

(1)新聞部(太田善也)、場面の説明を背負わされる最初は、強烈なキャラクタで押す強さ。おかしな、ずれた笑いできちんと素地を作るのです。レコーダー、外国人記者とか細かな技が楽しく、捏造的なメディアの暴走を描きつつ。生徒だけど主婦というマジメさに対する評価はベタですが気持ちよく。

(2)チアリーダー部(桑原裕子)、第二軍というより即席で作られたチア。決して若くはない人々、そこに助っ人。序盤の言葉はマスコミ的なことば、その人々の背景を描きつつ、若いときに美人ならば勝ったと思っていたけど、年齢を重ねて判るのは、そんな人はイッパイいるという事実。華やかに女優山盛りという意味でそらアタシは好きです。全員が見目麗しい訳ではありませんが、地元ってことの後ろ髪、チアの意味を語る年寄りの説得力。縦横に張り巡らせた伏線は、なぜその人がそこに居続けて帰らないかをしっかりと説得力なのです。単にイイ話で終わらせないのもお後につなぐのです。

(3)野球部(しおつかこうへい)、やる気の無い生徒たち。勉強嫌い、スポーツもそうでもない。社会人も居たりして。彼女からのメールを最優先とか。全日制が甲子園を決めているのだけど、同じ学校の定時制、凹みそうになる言葉があっても、ちゃんと前に進む、応援してくれる人が居るということをちゃんと語るのです。大人よりも子供のプライドを守ることが重要、というのも、正しい。

お前の投げ方は孤独すぎる、という言葉はオリジナルなのかなぁ。違う気もするけど、オリジナルなら凄い。

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