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2007.12.03

速報→「マイルドにしぬ」プロペラ犬

2007.12.2 17:30

女優・水野美紀と作家・楠野一郎のユニット。河原雅彦との二人芝居というよりコント仕立てで、しかし物語っぽくもあって。東京公演は2日で終了、そのあと大阪、川崎。105分。

(1)街角で路地に挟まれている「はさみ女」。(2)夫婦らしい男女、作家の書いているものと書きたいものは「Writing Boy, Working Girl」。(3)女優とマネージャー、オーディションを前に「くされもの」。(4)郊外で見かけた女の突飛な行動が「湖の女神」。(5)男の前に現れた女の謎の言葉「ぽこ」。(6)追われて来た男女が逃げ込んだ先の光景。
このほかに、ラジオドラマとかDJとかアニメーションとかを転換に挟んでいきます。

テレビの女優、というポジションなのですがアドリブに見せてきっちり作り込んでいる感じがします。舞台としては少々無茶な発声をしていたりして、ちょっとはらはらするところもあるのですが、全体としては河原雅彦の力も意外に(失礼)発揮されていて、気楽に楽しめます。

見ている間のアタシの印象としては、ドリフの番組で女優やアイドルがきちんとコントをしていたころ、という感じ。今から思えば、あれは相当に稽古を積んでいたし、アドリブや素に頼らないものとして相当にレベルが高かったのです。今だと辛うじて志村けんの番組という感じでしょうか。あの時代はテレビがちゃんと人を育てるということをしていたのだなぁと思うのです。今はどうなんだろう。この舞台は、そういう意味で「育てる場」になっています。それを女優自身のユニットとしてやっている、ということの心意気にアタシは賛同するのです。

小指値の手による美術。写真っぽい背景、小さなビル群、わざと影を作ることによる照明の効果など、らしい感じで、効果を生みます。シルバニアファミリーのクレイ・人形アニメはどちらの手によるものかなあ。

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