【イベント】トークショー「CONTENT'S FUTURE」
真ん中へんでキーボードを叩きまくったのが良くなかったのか、ネットにそのまま載せないように、という微妙な口止めされたりしつつ。なのでそこのテキストは封印しつつ、雰囲気を。
コピーワンスから9回へ、という話題から始まり、劣化しないコピーこそがデジタルの利点で、そことクリエイターが折り合いを付けていくべきだという流れの序盤。韓国の放送のネット配信などを例にひきつつ、エンドユーザが便利だと思うものをルールにしていくという流れが日本で出来たのは80年代のレンタルや有線あたりまで、そのあとは日本は囲い込む方向に流れてしまったという感じに話は進みます。そして、クリエイターが育つという土壌は、大量のコンテンツを浴びるという体験が必要で、それを全て金を払わなければいけないのかというあたりが、腑に落ちる感じなのです。
もちろん、本でインタビューしてきた様々な人々のことに触れるのも忘れません。それぞれの個性や、苦労したことを話ながら場を暖めたりして、しかしそれぞれの人に対してきちんと向き合って作られた本なのだということが感じられます。インタビューの模様を動画配信する予定があったり、本そのものもクリエイティブコモンズで使えるようにするなど、著作物の新しい形をこの本自身が体現しているというのも素敵な感じ。
メディアがパブリケーション(パブ)ばかりになっていく危うさ、モノを書く立場としてのウィキペディアとの向き合い方など、多岐にわたる話がいちいち、ちゃんと腑に落ちるのです。小寺さんの文章のよさは感じていましたが、それをこういうトークの場でも整然とわかりやすく聞こえやすく話せるというのは凄いのだなぁと思うのです。それが、津田さんのツッコミや話を別の場所に飛ばすスタイルと組み合わさると、実に楽しめる感じのトークなのです。
休憩のあとは質問カードを回収して、それにコメントを付ける感じ。編集の方がカードを取捨選択していて、これが巧く機能しています。質問を勝手にさせるよりは、質問の時点で編集をかけることで、議論が濃密になっていく感じがします。
ネットイナゴや炎上と呼ばれる現象と、サービス側で用意しているスキームの関係の議論はアタシの感じ方によく似ていて、話されていることが身近に感じます。
本の方は気楽に読めるインタビュー形式。分量は結構あるのでまだ読めていませんが、楽しめそうなのです。
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