【芝居】「真説・さくら吹雪が風に舞う」るぼわーる
2006.6.25 14:00
10年目、10回目の公演。彼らにとっては重要な作品の改訂再演。アタシは劇団初見。アナウンスとは裏腹の130分。26日までシアターグリーンメインホール。
若い文士が共同生活をする山あいの家。ほど近い所に桜の名所があるが、神隠しに遭うとの言い伝え。桜の精が舞うのだという。その入り口に倒れていた美しい女性が共同生活する家にやってくるが…
骨格となる話は、満開の桜の下の魔性。装置はごくシンプルで幻想を踊りや歌で演出する趣向。ダンスからの役者を充実させ、このクラスの劇場としては結構美しい。
人物の中にある重要で不思議なポジションはかなり序盤でネタ割れしますが、問題になるほどではありません。むしろ場面の切り替えに戸惑います。4年前と現在、家と外とう4つの場面を実にスムーズに行き来するのですが、関係がよくわからないままに変わるのであたしは序盤少し混乱気味。終盤に来ると場面の行き来も慣れますが。もっとシンプルに短く構成できれば、歌や踊りがあってももっとタイトに出来そう。
時代を特定していないようですが、ソウセキ、といえばそれなりの時代。考証にきゅうきゅうとするのは好きではありませんが、呼び鈴の音とか、共同生活の場をバンガローと呼ぶ言葉の選び方など違和感が積もってしまって勿体無い気もするのです。
終盤の謎解きは、サプライズは少ないものの、役者のテンションというか密度が濃くてなかなか見せます。
るぼわーる 「真説・さくら吹雪が風に舞う」
2006.6.22 - 6.26 シアターグリーンメインホール
作・演出 浅沼絵理子
出演 千葉洋紀 彦松洋介 千葉ひろき 石川真利子(un-even) 田口慶子 上島佳代子(ロックンロール・クラシック) 松崎恵美子 南吉人 宮川英子(un-even) 辻井良介 児玉たかこ 渡辺文絵 須原愛記 堀江慎也(un-even) 饗庭大輔(un-even)
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