« 旧万世橋遺構特別公開 | トップページ | 【芝居】「ルシル・ライン」トリのマーク »

2006.04.16

【芝居】「タバコの煙とコーヒーの湯気」ペテカン

2006.4.15 19:00

ペテカンの新作。普段とはひと味違う雰囲気は喫茶店のテーブルを挟んだ二人芝居オムニバス。映画「コーヒー&シガレッツ」(amazon) に影響を受けたのだと云います。23日まで、THEATER/TOPS。約120分。

閉店まぎわの喫茶店。アルバイトと店長が一日の客達を振り返るように。(ほんとはいちいちタイトルが付いていますが、書いてないモノは失念。) (1)くだらないバカカップルのようだけどその気持ち。(2)引っ越し社員とアルバイト君の喫茶店待機しながらの「パパ免許」。(3)女子高生二人の騒がしくてかみ合わない会話「ともだち」。(4)セールスの女、黙って聞いていた男がクチを開くと。(5)田舎に帰らない兄を説得する弟。(6)役者のインタビューをするライター。(7)30に足を踏み入れた女と女子高生の奇妙なシンクロ「卒業」。

小さなシーンを積み重ねると云うよりは並列した感じ。全体をつなぐアルバイトと店長のシーンがいちいち挟まるのですが、閉店間際の振り返り、というシチュエーションがいまいちわかりづらく(シアターガイドで初めてわかった..)効果をあまり生んでいない感じがします。個々のシーンそれぞれは、喫茶店でよく見かける風景を切り取って見せている感じで、全体にきっちり作られていて見るのは安心なのです。が、反面、圧倒的な何かが、もう一つほしい感じもします。 テーブル上の小物をうつすモニタや、数多くの小物を入れ替えるための転換など、スタイリッシュな感じですが、少々煩雑に感じるのも事実。

女子高生二人の会話、云うことがいちいちかみ合わないまま、それでも会話は進む感じが実に「雰囲気」なのです。友達を想う気持ちが見えるところが、とってつけた感じがしないでもありません。このかみ合わない会話だけでもあたしは楽しい。現実には気が狂いそうですが。一見バカカップルのでも愛してる感じもマンガに過ぎるしそれなのにもっとはちゃめちゃでいいと想うのだけど、これはこれで楽しいのです。

初日ということもあって、当日券の扱いなどで少々の混乱。当日券の列を完全に誘導し切れてなかったり、販売の時点で当日券の位置がどのへんになるか案内できなかったり、当日パンフ+チラシ束はついに配られなかったり。まあ、初日だけのことでしょうが、可能ならばいくらか空いている平日を、予約がおすすめ。

ペテカン 「タバコの煙とコーヒーの湯気」
2006.4.15 - 4.23 THEATER/TOPS
作・演出 本田誠人
出演 本間剛 帯金ゆかり(北京蝶々) 今村裕次郎(らくだ工務店) 大治幸雄 斎田吾朗 堀正哉 濱田龍司 羽柴真希 長峰稔枝 四條久美子 斉藤めぐみ 松倉美紗 谷部聖子 土井よしお 曽世海児(Studio Life) 本田誠人

|

« 旧万世橋遺構特別公開 | トップページ | 【芝居】「ルシル・ライン」トリのマーク »

「演劇・芝居」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/1562/9612266

この記事へのトラックバック一覧です: 【芝居】「タバコの煙とコーヒーの湯気」ペテカン:

« 旧万世橋遺構特別公開 | トップページ | 【芝居】「ルシル・ライン」トリのマーク »