【芝居】「オイディプス@tokyo」山の手事情社
2004.10.13 19:30
「山の手」20周年記念、三つ目に見たのは「オイディプス」。平日たった3日間、明日14日まで、青山円形。 決してわかりやすい話ではなく、演出も物語を伝えることに主眼はありませんから、粗筋だけは頭に入れて。やりそこなったらせめてパンフの演出ノートを。
物語は互いに分かった上で、それを、今のtokyoに読み替えるかがメインになってる気がします。 舞台には屋根付きベッドのような白い方形。女性は白いワンピース=人間たち。男性は黒いイデタチ=運命。運命に操られる悲劇、という体裁で始まりながら、終幕は「問題をなぜ正視しようとしないか」と、人々(テキストは女たち、ですが女性に限ったことではないのでしょう。)に迫ります。運命のせいなんかじゃない、そこまで放っておいたのは他ならない自分たちではないのかと。会社帰りにはちと重いけど、このドンヨリもまたよし。
女性たちのルパムは他愛なく可愛いらしい。レタスの可憐は兎のイメージか。豆のシーンの会話の他愛なさ、キノコのシーンの鏡前の真剣。ホントに好き。ずっと観ていたい。水寄真弓さんの独り芝居は卑怯だがアクセント。ソフトクリームから主軸の話に戻るとき、怖い。大久保美智子さんの凛とした表情、少しほれる。(←迷惑です)
山の手事情社20周年記念公演 Yamanote7481「オイディプス@Tokyo」
2004.10.12 - 10.14青山円形劇場
構成・演出 安田雅弘
出演 山本芳郎 倉品淳子 内藤千恵子 浦弘毅 大久保美智子 水寄真弓 太田真理子 川村岳 斉木和洋 山口笑美 岩淵吉能 野々下孝 森谷悦子 鴫島隆文 名久井守 久保村牧子
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