【芝居】「赤鬼・日本版」シアターコクーン
2004.10.3 14:00
英・タイと続いたバリエーションも最後の日本版。コクーンを狭く使う手法は距離感近くなるのだけれど、仮設客席側は明らかに向こう正面扱い。初演で感じなかった距離を感じてしまったのです。
NODA MAPの開演前の客席を見ていつもの感じるのは、いっぱいの高揚感の観客たち。みんなうれしそう、チケット入手の苦労からここまで盛り上げる気持ちってことでしょうか。こういう舞台のみかたというのも、確かにありますね。
芝居はもちろん水準以上でこのクオリティを維持するすごさ。 にもかかわらず、芝居に完全には入りこめないアタシはどうしてしまったのでしょう。 舞台の構成を囲みに変えるなど、最大限の努力をしていると思いますが、それでも 遠く感じてしまうのです。客席が向こう側だったら違ったかなあと思ってみたりします。 意図しているものとはおもいますが、囲み舞台のわりには、あきらかに2階席のある方向を正面につかうシーンばかりで 囲み舞台としてうまく機能しているようには思えません。
初演の細部は覚えてませんが、女と赤鬼の関わりはあそこまで具体的にされてましたっけ。あれえ。
なんてことを考えるのも、とっても高い水準でのはなし。です。シンプルに作られたものがたりは、NODA MAPに限らずもっと上演されてもいいのになぁと思います。
シアターコクーンオンレパートリー2004 オフィシャルパートナーシリーズVol.320「赤鬼」(日本バージョン)
2004.10.2 - 10.20 bunkamuraシアターコクーン
(2004.8.31 - 9.8 ロンドンバージョン/2004.9.14 - 9.22 タイバージョン) 作・演出 野田秀樹
出演 小西真奈美 大倉孝二 Johannes_Flaschberger
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